Press release

トラフィグラ・グループ・プライベート・リミテッド、 1234.5億円の 日本円定期融資枠を締結

Published on2024年03月25日

シンガポール、2024年3月25日 – グローバルコモディティ業界の市場をリードするトラフィグラ・グループ・ プライベート・リミテッド(“トラフィグラ”または「当社」)は、総額で1234.5億円 (現在の為替レートで8.21億米ドル相当)の日本の定期融資信用枠 (「サムライローン」)の借り換えに成功しました。 サムライローンについては、2020年および2022年の借り換えよりも、 297億円(約2億米ドルに相当)の増額が行われました。 本市場においてトラフィグラが7度目に行った取引は サムライローンの投資家たちに大いに歓迎され、 募集額を大幅に上回る申し込みで締結されました。  

 

トラフィグラグループのクリストフ・サーモン最高財務責任者は、 「当社ではサムライローンの借り換えと増額に成功しましたが、 これはトラフィグラの多様化する資金調達モデルにおいて 重要な柱となります。本取引は今日までのサムライローン市場における 最大のものの1つとなり、コモディティ業界において最大のものです。 当社は、特に5年間という長期債券を通じて本取引にご参加いただいた28もの 銀行に深く感謝いたします」と語りました。  

 

サムライローンには、2027年3月に満期を迎える829.5億円の 3年間信用枠と、2029年3月に満期を迎える405億円の5年間信用枠を含みます。 トラフィグラの2024年欧州リボルビング信用枠(“ERCF”)に従い、 サムライローンは持続可能性に関連した融資(“SLL”)として構成されています。 SLLは主要業績評価指標(“KPIs”)とリンクしており、業務内における実質的な環境・ 社会・ガバナンスの問題に沿ってトラフィグラの 持続可能性業績を改善します。   

 

リニューアルされたSLL構造とKPIはトラフィグラの2024年ERCFに 沿う形になりますが、これには独立保険会社により毎年検証される3つのKPIが含まれます。 KPIに含まれるのは、業務上の温室効果ガス排出量削減目標 (スコープ1および2)そして2026年に始まるトラフィグラの海運事業に対する 新たな強度削減目標(スコープ1および3)、トラフィグラの増大する 持続可能エネルギーポートフォリオ、およびトラフィグラの 業務におけるセキュリティおよび人権に対する自主原則の導入が含まれます。 毎年達成されたKPIの数に応じて、ペナルティまたはマージンへの割引が適用されます。  

 

取引は指名主幹銀行および総括銀行(「MLAB」)の三菱UFJ銀行、 欧州みずほ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行ロンドン支店、 および日本政策投資銀行により行われました。三井住友銀行ロンドン支店が、 持続可能性コーディネーターを担当しました。 MLABに加えて、8つの新規貸し手を含む金融機関24団体がサムライローンのシンジケーションに 参加しました。  

 

 

 

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トラフィグラ報道担当局: +41 (0) 22 592 4528 または media@trafigura.com 

 

トラフィグラについて 

 

トラフィグラは従業員が持ち株を保有しコモディティ業界をリードするグループで、30年前に創立しました。 グローバルサプライの中心に位置するトラフィグラは必要不可欠なリソースをつなぐことで世界を動かし、 構築します。当社ではインフラ、市場の専門知識や当社が世界中に保有するロジスティクスネットワークを 展開して、原油や石油製品、金属や鉱物資源、ガスや電力を生産地から消費地へとお届けし、 サプライチェーンをより効率的、安全かつ持続可能なものとする 強力な関係を構築します。H2エナジー・ ヨーロッパやジョイントベンチャーナラ・リニューアブルズなどを通じて当社は 再生可能エネルギープロジェクトやテクノロジーに投資して、 低炭素経済への移行を促進します。  

 

トラフィグラグループは、多金属生産企業ナイスター、燃料保存と配送の企業プーマ エナジー、 および当社のインパラ ターミナルズのジョイントベンチャーを含む産業資産や 運営事業も含みます。当グループでは1万2000名以上を雇用し、156ヶ国で活動しています。  

 

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